二日目 角館の桜のトンネルと山奥の温泉

朝、携帯電話を目覚まし代わりにしゃっきり起きる。
ホテルを出て駅に向かう。売店でサンドイッチを買って電車に乗り込む。
地元でいつも乗っている列車と同じ701系なのでありがたみがない。
いつの間にかウトウト寝てて、大曲に着く。
大曲から向かいのホームの田沢湖線に乗り換える。
こちらはロングシートとクロスシートの組み合わせて少し快適。
車窓の桜は大体見ごろだった。

角館の駅に降りたった。
角館も桜で有名な町。
町の地図を貰い、町を歩いた。
あまり大きくない、少しごちゃごちゃした町
こんな町をふらふら歩くのが、僕は大好きだ。

角館。桜が綺麗な時期で観光客も多い
角館の桜のトンネル。
角館の川沿いの土手に続く桜

 

川沿いに出ると、桜のトンネルがずっと続いていた。
桜はちょうど満開の見ごろだった。
川沿いの桜のトンネルをくぐりながら歩いた。

川沿いで屋台をやっている場所があった。
サンドイッチじゃ食べたりなかった。
てんぷらうどんやきりたんぽなどを食べて少し散財。
きりたんぽは、木の棒にまきつけたご飯を囲炉裏で焼いて、味噌をつけたもの。
焦げ目のついた味噌がおいしかった。

桜を眺めながら いろいろ食べる。
これが花見の醍醐味。
綺麗な桜を見ながら過ごした。
住んでいる福島では桜はもう完全に散ってしまっているが、ここ角館の桜はちょうど見ごろ。
桜がひらひら舞う中、桜を眺めながら一杯。
桜の花びらが浮かんだ。

角館は武家屋敷でも有名だ。
土手から少し離れたところの武家屋敷。
ここも観光客でいっぱいだった。
こちらはしだれ桜があったが、こちらはほとんど散っていた。
無料で見れるところと有料のところがあるが、 無料のところでも充分楽しめた。

たくさん並ぶ武家屋敷の通りを歩いた。
桜茶など買って満足。
この時期、少し離れたところで水芭蕉が綺麗らしい。
時間の都合上行けないけれど、今度来るときがあったらまた行きたい。

時間は12時になろうとしていた。
そろそろこの町を離れる頃だ。
桜並木の屋台のところまで戻り、横手焼きそばを買う。
地元の踊りをやっているところがあったので、しばらく眺める。
桜のトンネルをくぐりながら、駅へと戻った。

角館。武家屋敷の通り

駅に戻る。
次に乗る列車は秋田内陸縦貫鉄道。
角館から秋田の内陸部を突っ切って、鷹巣まで行く路線だ。
購入した切符はホリデーフリーキップの全線用。
乗りとおすだけなら普通に切符を買ったほうが安いが、途中で下車するならこちらの方が安い。
使用済乗車券セットもお土産用に一つ買う。
使用済乗車券を10枚ほど袋につめて売る、マニア向けのアイディア商品だ。

急行もりよしが入線。早速乗り込んだ。
席はすべて埋まっている。なかなかの乗車率。
列車は駅を出発。山へ向かって平野を突き進む。
横手焼きそばを食べながらそれを眺めた。

気づくと眠っていた。
列車は大分山奥へ来ていた。
日陰にうっすら残る残雪。
カーブも多い。

急行列車だけに車内販売もあった。
第三セクター鉄道では珍しい試みだけに、頑張って欲しい。

急行もりよし。第三セクター鉄道では珍しい急行列車

 

阿仁前田駅。温泉施設「クウィンス森吉」を併設

 


 

阿仁前田駅で下車。
この駅には温泉施設「クウィンス森吉」が併設されているとのことだったので、降りてみた。

温泉は大人一人450円。
早速ひとっ風呂浴びる。
多少塩素くさい。循環式らしい。
少しのぼせてきたら、露天風呂もある。
一通り浸かって出た。
風呂上りに牛乳を一杯。ビン牛乳があるのは嬉しい。
二階には畳敷きの部屋があり、 休むことができた。
風呂上りの一休みをした。

次の列車まで時間があったので、 町をふらふら歩いた。
地元のおじいさんに話かけられた。だが、このあたりのおじいさんは方言がきつい。
集中して聞かないと聞き逃しそうになる。
このあたりはスキー場があって遠くから来る人もいるらしい。
また、マタギのことを紹介している施設もあるらしい。
また今度来るときにでも行ってみようかな?
駅への道を教えてもらって、おじいさんと別れた。

阿仁合駅まで列車で戻り、角館武家屋敷とさくら号に乗る。
臨時列車であるこの列車は、本日の目的地、弘前まで直通運転だ。
だが、すごい混雑。しばらく座れなかった。
何駅か進むと降りていく乗客がいた。急行料金不要の快速列車なので、地元の人の利用もあるらしい。
京都からきた女の人と相席になった。
高速バスで来て、内陸縦貫鉄道に乗って弘前、青森まで行って一泊。
そして明日の新幹線に乗って帰るらしい。
旅行話で盛り上がった。

弘前駅に着。
相席だった女の人と別れる。
位置がいまいち分かってなかったネットカフェを探すものの見つからず。
本日の宿はアサヒサウナに決定した。
弘前市の中心近くにあるサウナ。
10時までの入室なら1575円で泊まれるが、それ以降は2100円。
早めに入った。
風呂はなんと温泉!
飲めるようにコップが置いてある。味はしょっぱい。
阿仁前田の温泉よりもよっぽど温泉らしかった。

弘前駅での「角館武家屋敷とさくら号」

翌日へ

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