都市圏・市内交通

大都市での移動にはさまざまな交通手段があります。
長距離の鉄道旅行とはまた違ったテクニックが必要となります。
それぞれの必要に応じた交通手段を選びましょう。

  運賃 速度 乗降場所 路線網の広さ 観光

JR

★★★★ ★★★★★ ★★ ★★★★★ ★★

大都市私鉄

★★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★

ローカル私鉄

★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★

地下鉄

★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★

バス

★★ ★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★

路面電車

★★★ ★★ ★★★★ ★★ ★★★

シーバス

★★★★★

新交通システム

★★ ★★★ ★★★★ ★★ ★★★★

モノレール

★★ ★★★ ★★★★ ★★ ★★★★

JR

全国津々浦々を走るJRも都市圏の移動に役立ちます。
山手線、大阪環状線など各私鉄を結ぶ路線などを持っています。
長距離移動して大都市で降りる場合は、特定市内駅といって一定範囲内で好きな駅で降りることができます。
山手線内、大都市特定区間では運賃が安く、私鉄になかなか対抗できます。
欠点としては私鉄と比較すると多少運賃がかさみます。
また、駅間の間隔が私鉄に比べて広く、目的地まで遠くなるのも欠点です。

東京をぐるぐる回る山手線。

大都市私鉄

JR以外の会社が経営している鉄道です。
東京では京成、東武、西武、京王、東急、京急など、大阪では阪急、阪神、京阪、南海、近鉄などがあります。
また、名古屋では名鉄、福岡では西鉄などの私鉄もあります。
こちらの私鉄は長距離ではJRと比較して運賃が安いことが多いです。
横浜〜渋谷の場合、JRでは380円に対し、東急は260円と120円もの差がついています。
また自社のエリア内なら非常に細かく路線、駅を張り巡らせており、目的地へのアクセス手段として便利です。
欠点としてはJRに比べて速度面で少し遅いことがあること、一社のエリアが狭く、広域移動になると複数社を乗り継ぐため割高になることです。

東京西部を走る東急は運賃が格安。

ローカル私鉄

大都市圏の大手私鉄ではなく、中規模以下の都市圏にある私鉄を指します。
弘前市の弘南電鉄、福島市の福島交通飯坂線、高松の琴平電鉄、出雲の一畑電鉄などです。
乗客が少ないため料金は高く、長距離移動などて不利が見られます。
しかし、JRなどの路線がないところに路線があったりと便利なところもあります。
また、いかにもローカル線らしいひなびた風景が楽しめるのも魅力です。

出雲市と松江の間を走る一畑電鉄

地下鉄

地上ではなく地下を中心に走る鉄道を指します。
東京の東京メトロ、都営地下鉄などは有名です。
横浜、大阪、京都、神戸、福岡、名古屋、仙台、札幌などの都市も市営地下鉄を走らせています。
都会のど真ん中を走るため、都市中心部へのアクセスには非常に便利な交通機関であるでしょう。
また、郊外を走る電車と直通運転している場合、乗り継ぎなしで郊外から都心へアクセスすることができます。
欠点は料金が高いこと。距離あたりの料金が私鉄などに比べてかさむ事が欠点です。
移動中、外が真っ暗で風景を楽しめないのもデメリットかも…

からつライナーは地下鉄直通。
都心の天神から唐津へ行ける。

バス

津々浦々に張り巡らされる路線バスです。
降車場所、路線の豊富さは他の交通機関とは比べ物にならないほど豊富です。
その為、目的地へのアクセスとしては非常に便利です。
また、地下鉄や私鉄では乗り換える必要がある路線でも直通で向かえることがあります。
欠点としては運賃が高いことです。しかし、近年では100円バスなどもできており、克服されつつあります。
渋滞に巻き込まれ定時制に問題がある点もあります。
バス専用レーンの設置などで頑張っています。
そして最大の問題点は路線、ダイヤの複雑さにあります。
都市の路線バスは大判時刻表にも載っておらず、インターネットで調べても載ってないことがあります。
そのため、実際便利な路線があっても知らなければ使うことができません。
バス停の路線図を見ても複雑すぎてよそ者には理解不能だったりします。
大きな駅近辺では案内所があるため、直接聞いて調べるのが最も有効な方法です。

 

路面電車

昔は多くの都市にあったろ路面電車ですが、今では残っている都市は少なくなってきています。
札幌、函館、東京、豊橋、富山、岡山、広島、松山、長崎、熊本、鹿児島などにあります。
また、福井鉄道では普通の列車が町のど真ん中をのろのろと走ります。
料金がバスなどに比べて安く、また駅が細かく地下鉄のように階段を上り下りする必要がないのが便利です。
欠点は定時制への不安です。地下鉄と違って信号があり、マナーの悪いドライバーによって道をふがれることもあります。

都内に唯一残る荒川線。都バスより40円安い。

シーバス・水上バス

東京・大阪で運行されている川を走る船です。
速度も遅く、また運賃も高いため純粋な移動としては不便です。
しかし、観光船としての役割も兼ね備えているため、観光ついでに乗るのにはいいでしょう。

 

新交通システム

ゆりかもめ、アストラムライン、ポートライナーなどの事を指します。
料金は多少割高ですが、 こまめに停車するため目的地の近くで降りることができます。
また、高架を通る路線が多く眺めもよいため、観光目的としてはよい交通機関です。

ホームドアもつけられ安全な新交通システム、ゆりかもめ

モノレール

東京モノレール、北九州モノレールなどがあります。
新交通システムと同じく停車駅が細かく、目的地の近くで降りることができます。
料金割高、速度も速くないといったところも新交通システムと同じです。
モノレールは高架がほとんどのため、眺めがよく快適です。

ビルの間を抜ける東京モノレール

戻る

トップに戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送