小江戸佐原お散歩パス

歴史深い町、佐原へ京成を使ってゆく切符です。
京成電鉄全線乗り放題というのがミソ。

佐原への観光を目的としたきっぷです。
京成電鉄の電車で成田空港第二ビルまで行き、そこからバスに乗り換えます。
佐原では町の中を下る船に一度だけ乗車することができます。

京成全線乗り放題というのは結構大きいメリットです。
京成上野〜成田空港の運賃が1,000円、京成上野〜ちはら台の運賃が930円、成田空港〜ちはら台の運賃が1,190円となります。
京成の主要路線を乗り潰すには最低でも以上の3,120円が必要となります。
全線フリーきっぷとして使い、佐原へのバスを使わなかったとしても充分元が取れる金額でしょう。
さらに、押上線、金町線、東成田線を乗ればさらに運賃が高くなります。
なお、この切符は京成成田、空港第２ビル、成田空港、東成田では発売していません。

でも、せっかくだし佐原観光もすることをお勧めします。
伊能忠敬の暮らした歴史深い街。
そして古くから伝わる香取神宮にもこの切符で行くことができます。
バスは京成成田を10:15に出発しますが、数箇所のホテルを経由するため成田空港第二ビルには10:55着となります。
そのため、成田空港第二ビルから乗ったほうが時間の効率としてはよいです。

欠点としては、小江戸佐原お散歩バスの本数が一往復のみと本数が少ないことです。
佐原への往復を考えると、のんびりと京成を乗り潰す余裕は少なくなります。
こうなると、佐原往復放棄も手段の一つと考えられてきます。
また、成田空港の警備がとても厳重で、駅に到着した後、バスで成田空港に入るときに身分証の提示を求められます。
免許証などの身分証明書がないと、思わぬところで足止めを食らってしまいます。
そして、この切符、ほとんど宣伝されていません。
こんないい切符なのに……切符を購入するのにもわざわざ駅長室に入らなきゃいけないデメリットとともに、
心理的に使用するのが大きいコストを持つ切符です。

京成電鉄　小江戸佐原お散歩パス解説ページ
小江戸佐原お散歩バスの時刻が改正前なので注意

佐原市　小江戸佐原お散歩バス解説ページ

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