北海道全線の特急列車が乗り放題となる切符です。
普通車用とグリーン車用があります。
12月1日より北海道フリーパスの規定が改正され、指定席を利用できる回数がぐぐっと制限されてしまうことになりました。
名前 | 北海道フリーパス(一人用・グリーン車) | 北海道フリーパス(一人用・普通車) |
価格 | 34,500円 | 23,400円 |
使用可能期間 |
通年(一部期間除く)
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効果範囲 | JR北海道全線の特急列車のグリーン席・B寝台を6回まで ただし、本州直通列車のB寝台除く JR北海道全線の特急列車の自由席 JR北海道バス |
JR北海道全線の特急列車の指定席を6回まで JR北海道全線の特急列車の自由席 JR北海道バス |
効果期間 |
七日間
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グリーン車用はグリーン席に、指定車用は指定席に六回のることができます。
一日換算で、グリーン車用は4,928円、普通車用で3,342円となります。
グリーン車用はちょっと高いですが、B寝台を使うことができます。
普通車用は一日換算で青春18きっぷに+1000円程度で特急に乗れるというリーズナブルさが魅力です。
札幌〜釧路には、特急まりもという夜行特急が運行されています。
また、札幌〜稚内、 札幌〜網走にも臨時で夜行特急が運行される時期もあります。
これらを使えば宿泊費が浮かせ、同時に移動することができます。
それぞれの通常運賃は9,000円〜10,000円程度、二回分と少々乗れば元が取れる切符です。
また、JR北海道バスも札幌〜帯広、札幌〜旭川、札幌〜キロロ、札幌〜紋別を除き乗り放題です。
札幌と小樽の間は列車の補完目的で毎時00分にバスが運行されています。
札幌からえりもへの高速バスも乗れるようです。
他にも、今は亡き深名線を走るバス、建設されずに終わった日高線の日高方面の交通を担う日勝線などがあります。
これらのバスを使って消えてしまった、夢に終わった鉄道を巡るのもいいでしょう。
いままでの北海道フリーパスは指定席やグリーン席を何度でも利用できましたが、12月1日より回数が六回に制限されます。
効果期間は七日間ですので、一日あたり一回程度に制限されてしまいます。
何本も列車を乗り継ぐ場合、この指定席発行回数の制限はネックとなるでしょう。
特にグリーン席用では、せっかくのグリーン席に乗れるというメリットが六回に制限されてしまいます。
11,100円でグリーン席六回、一回あたり1,850円追加でグリーン席は、正直高くないでしょうか?
問題は、競合する切符がいくつかあること。
本州から直通するなら、ぐるり北海道フリーきっぷや周遊切符北海道ゾーンとエリアが被ります。
金額、JRバスの利用などを考え、どれを使うか選びましょう。
また、指定席の回数が制限されてしまったため、指定席の使いどころには注意が必要です。
長距離を移動する列車、夜行で移動するときの席の確保など、使いどころを見極めましょう。
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